森本さんの場合

 

 

移住のきっかけは、夫がサーフィンが好きだったのもあり、初めて来たときにロケット打ち上げを見てすごく興奮しました綺麗な海に一目ぼれしたというのも。

 

島暮らしのいいところは、四季折々の旬の野菜、魚や貝が豊富なところ。都会で食べられないものばかりです。イカ釣り、アナゴ(貝)、たけんこ(筍)の取り方や調理方法等など、島の方に教えていただき取りに行くのも楽しいし、とても美味しいです。

「通勤時間、買い物に行くときに毎日見るキレイな海。天気がいい日は庭でBBQ。夏にはシュノーケリング。最高です。ここで生活すると都会では生きて行けそうにないです。」

寝たきりで日頃あまり喋らない、反応の薄い利用者様に声をかけた時、時々返事をしてくれたり、ニコッと笑ってくれることがあります。そんな時はとても嬉しくて何度も声をかけてしまいます。

夜勤中、利用者様にお薬を持って行った際「おおきになぁ~大変でしょ?」と私の手を取りマッサージをしてくれます。私の手とご自身の手を見比べて「どっちがきれい?」と聞かれたので「○○さん」と利用者様の手を指さすと、「まぁ~!」と笑いながら私の手をパチンと軽く叩かれ、また二人で笑いました。

そんな何気ないやり取りが日々楽しく、利用者様が元気に笑顔で過ごしているそんな毎日が私のやりがいです。

わらび苑は"リハビリで治して家に帰ろう"というのを目標にしています。

私たちもそれに向かって努めたいし、利用者様ご本人、そのご家族も思いが一緒でないと、そこには向かえないと思っています。

例えば、利用者様が、こうだったら家に帰ってもご飯も食べれるようになるのにと思っても、そのご家族の方がその思いがなければ、そこは実現しないことです。だからこそ、ご本人やその周り、そして私たちスタッフがその思いと一緒に持てるように取り組んでいます。

 

 

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