新年度を迎え

お知らせ

 2021.04.08 

 

春の息吹をようやく感じられる季節となりました。皆様方には、当苑の運営にあたりご理解・ご協力をいただきありがとうございます。改めてお礼申し上げます。

 

さて、新年度を迎えるにあたり、様々なご報告とお願いをいたします。

令和3年度は介護報酬改定の年であり、今回の改定は大きく分けると5本の柱となっております。

 

「令和3年度 介護報酬改定」

1、感染症や災害への対応力強化

2、地域包括ケアシステムの推進

3、自立支援・重度化防止の推進

4、介護人材の確保・介護現場の革新

5、制度の安定性・持続可能性の確保

 

内容としましては、感染症や災害のなかでも、できる限りサービスの質を落とさずに業務を継続することを求められております。また、大きな変化としましては、科学的介護情報システム『LIFE』が運用開始となります。国が各事業所から様々な介護サービスのデータを集め、科学的に分析し事業所に伝え返し、それに基づきケアプランや計画に反映させ、サービスの質の向上を図るというものです。このほかにも報酬改定により、苑をご利用していただいておりますご利用者ご家族の皆様への影響も想定しており、準備が整い次第その都度ご案内をしたいと考えております。

 

国の方向性は、サービスの質を重視し、質の高いサービスには、加算という形で報酬をつけますというようなことになっております。何をやったかではなく、どのような成果が出たかで判断されます。今回の報酬改定も、全体でみればプラス改定となりますが、サービスの質の向上に努め成果が出た施設だけが安定した運営をできるものとなっており、わらび苑としましても、対応していきたいと考えております。

 

介護の業界だけでなく、どの分野においても年々様々な変化が見られる世の中です。そのような世の中でもわらび苑は「種子島の高齢者に安心を」という理念のもと、より多くの島民の皆様にご利用いただき、笑って過ごせて満足して帰っていただくことのできる施設となることを目指すことに変わりはありません。皆様のお役に立てる施設となれるよう地域の皆様にご意見等いただき、共に歩んでいければ幸いです。最後となりますが、皆様方の今後益々のご健勝ご多幸をお祈り申し上げ新年度の挨拶といたします。

 

わらび苑事務長 中本良太

 

 

 

 

 

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